米国テロの影響

旅行まで、後2ヶ月を切った頃、史上最悪のテロ事件が起こりました。
みなさんご存知の、米国同時多発テロです。
アメリカ(世界)経済の象徴でもあった、ワールドトレードセンター(WTC)が、 ハイジャックされた2機の民間機によって、追突、炎上、そして崩壊しました。
その悲惨な姿は今も世界中の人達に、動揺、戸惑いと、深い悲しみとを与えていると 思います。
テロに使われることになってしまった飛行機や、空港も大混乱でした。
世界中の空港が閉鎖され、空から飛行機が消えました。
ちょうどその日は、会社の先輩が夏休みに行っていたラスベガスから名古屋に帰る予 定の日だったのですが、もちろん空港は閉鎖されているので帰る事が出来ません。
当日まで泊まっていたホテルに延泊し、飛行機が動いた13日までそこに留まる事に なりました。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどアメリカのシンボル的場所でもあり、 多くの人が集まる場所と言う理由でテロに狙われる可能性があるという事で、そう いったテーマパークも空港と同じく全て閉鎖されていたそうです。
先輩のいたラスベガスも同様にテロが起きてからの数日間は、カジノも各ホテルで行 われるショーも中止されていたそうです。

空港施設の閉鎖が解除され、飛行機がまた空を飛ぶようになっても、あのすさまじい 映像と、飛行機に乗ること自体の恐怖、そしてテロの影響から海外旅行を控える人が 続々増えました。
新聞紙上でも「大手旅行会社、ツアーを中止」や「海外旅行、キャンセル相次ぐ」な どの文字が踊り、「米圏じゃないし、米系飛行機や日系機じゃないし大丈夫だって」 と楽天的に考えていた私も今回の旅行の計画に少し不安を覚えました。

アメリカが、ついに怒りだし、今回のテロの首謀者とされるウサマ・ビン・ラディン 氏をかくまっているとされる、アフガニスタンのタリバンに向けて空爆を始めたとき には、さすがに周り(両親、姉妹など)から「ホントに行くの?」「止めたら?」な どなど、ほぼ毎日のように言われつづけ、テロが起きても、空爆が始まっても、ノリ ノリな友達Sのおかげでかなり行く気マンマンだった私も(またしても)不安になっ てきてしまいました。

今止めたらキャンセル料、(こんな事態でも)やっぱり掛かるよなぁ〜
次、いつ行けるかわかんないし
アメリカ系の国じゃないし、タイだし、大丈夫だよなぁ〜
ってか、そんなこと言ったら、アメリカと同盟組んでる仲の良い日本の方がヤバイ じゃんかっ
などなど、の思いが駆け巡り、その結果、今回の旅行は予定通り行く事に決めまし た。
そのかわり、常に国際情勢や、飛行機関係、タイの情勢などの情報を(普段旅行に行 くときよりも)多く調べるようにしました。

参考にしたHPなど
   Ban-Bang-Bangkok!
   旅行・航空業界専門新聞 航空新聞社




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