迫り繰るイースターの恐怖

Koblenz

リューデスハイムから乗ったライン川の観光船は、なんと約4時間にも及ぶものだったので(何しろ、始発から終着地までずっと乗ってたからね)コブレンツについたのは昼過ぎです。
お腹も空いている所ですが、私にはしなくてはならない事がありました。
それは今日泊まる予定のYHの予約です。
本当は前日の内にやっておきたかったのですが、リューデスハイムの観光中、おバカな私はYHにコブレンツのYHの電話番号が書いてある資料をYHに置いてきていて、YHに帰った後も、YHに合った公衆電話がカード式のモノだった為、使う事ができませんでした。
本当は例によってYHの人に予約をお願いしたかったのですが、リューデンハイムのYHにはレセプションがなく(工事している部分があったから、ひょっとして改装中なのかも知れないけど)、YHのスタッフにお願いする事もできませんでした。(Oh My God)

コブレンツについてから、何度かYHに掛けてみるものの、誰もでないか、留守番電話に変わってしまうかのどちらかだったので、私はInformation Centreのあるコブレンツの中央駅周辺まで行く事にしました。
Informationの中には無料でホテル予約をしてくれる所がいくつかあるんです。そして、ここコブレンツのInformationは無料だったわけだ。

ところが、そこで私は恐ろしい姿を目撃したのです。(大袈裟な・・・・。)
3人組のKoreanの女の子がなんとホステルを探しているじゃありませんかっ!!
ひょっとしてヤバいかも、、、という思いと、ひとりだからきっと大丈夫、という思いとで、頭の中はマーブル模様。
で、手の開いているスタッフの人にYHの予約を頼んだ所、Oh Thanks God!ってことで、無事確保する事ができました。

でも、私は思った。私の予定では、この後ケルン Kolnから夜行列車に乗ってコペンハーゲン Kopenhagenとプラハ Prahaに行く予定だけど、電車のチケットはあるのだろうか?
コレはヤバいっ!取れなかったら、どうすりゃいいのだ?!
2つの場所に私が行く予定だった日は、思いっきりイースター中。もし電車のチケットが取れなくってどこかに泊まるといっても、今度はそのホステルも予約が取れないかも知れない。今年のNew Yearの様に(あの時は結局泊まる事はできたけど、最悪のYHだったからな、そんな目にひとり出会うのはイヤ!)

そんなわけで、取りあえず、今夜の宿を確保したところで、チケットの予約をするカウンターに行こうと思ったのですが、この時コブレンツの駅は改装工事をしていて、一瞬ここで予約はできないのかと思って、マジで不安になりました(ノ ・)。
結局は、プレハブでできた特設のカウンターがあったんですけどね。

で、駅のスタッフに聞いた所・・・・。
ケルンフコペンハーゲンはなんとか取れた。それでも、コペンハーゲンからケルンに帰ってくる時の夜行は、クシェットが取れなくてシート席、しかも開いているのは喫煙席だけだったので、たばこ嫌いなのに喫煙席という、あまり私に取ってはイイ席とは言えない場所。でも取れただけイイの。
問題はプラハ。
私が旅の途中で急きょ決めたこの旅行先、それを決めるにあたって使ったのが、DB(ドイツの電車会社)の出している夜行列車一覧が載っているパンフレット。
ところがコレ、全てドイツ語で地域名と、その値段しか私には理解できていなかったんですね。コレがいけなかった。
まず、駅で聞いた所、ケルンからプラハ行きの夜行は期間限定で、この時期(私の希望日)には出ていなかったんです。
それを聞いて、私は完全に動揺、混乱。

駅前の広場で、夜行列車のホントガイドブックと睨めっこしながら旅行の計画を塗り直す私。
暑くて出る汗というよりも、冷や汗がっ(涙)
そして、ある画策(?)を練り、チケットカウンターへと再度挑戦。
だがしかし、望みの種だったフランクフルト→プラハ行きの夜行は既にSOLD OUT!
こうなったら仕方がない、つー事で、行き先を変更。
ケルンから夜行に乗ってワルシャワ Warszawaに行く事に、(本当に)急きょ変更したのでありました。(こっちのチケットは一応無事に取れたの。)
もうちょっと日数があれば、プラハ行けたんですけどね。でも、私のRail Passにも、だんだん期限が近付いてきていたので行く事ができませんでした。
でも、コレできっとよかったんですよね。いきなり行ってもその街の情報がまるで無いから、きっとちゃんと観光とか、楽しむ事できないと思うし、後から、イースター中に行った子の話を聞いたら、2泊3日で足りなかったって行ってたから、また今度(ちゃんと下調べしてから)行こうと思いました。

そんなこんなしている内に、気力的にどっと疲れてしまった私は、コブレンツの観光もほとんどしないままYHを目指しました。
それに、コブレンツのYHはコブレンツ(たぶん)最大の観光場所エーレンブライトシュタイン城塞 Festung Ehrenbreitsteinの中にあるのだから、YHに行く事が観光にもなるってもんよっ
このエーレンブライトシュタイン城塞に行くにはバスに乗っていくのがいいのですが、夜行列車にけっこう(私にしては)沢山の追加料金を払って、ビンボーな私は、ただで近くまで行く事ができる手段。そう、中央駅からエーレンブライトシュタイン駅まで電車で行き、そこからナントあの坂道を歩いて登っていったのです。(行った事のある人なら分かるよね)

疲労と疲れのため、ゼーハー×2いいながら坂を登っていっていると、1台の御夫人(お婆さん)の運転する車が私の目の前に泊まり、何と、YHまで乗せてくれたのです。(ToT)
捨てる神あれば、拾う神あるとはまさにこの事!
(いや、もちろんコレが城にしか続かない道で、御老人だったから乗ったんですよ。)
本当に、イイ人だぁ。
しかもけっこうお年を召していらっしゃるのに、英語が結構できるのよ。凄いっ!

そんなわけで、無事YHに着く事が出来たんですねぇ。

コブレンツの夜景fromユースホステル
そんなYHの庭(?)からの眺めです。
ここからだと、ライン川とモーゼル川の両方がよく見える(もちろん街並もね)


ちなみに、ここのYHはグランドフロア(つまり、日本でいう所の1階)間でしかありませんでした。(地下はあったっぽいけど)
重い荷物を担いで、階段を登らなくて済んでよかった。でも、部屋は入り口から考えて一番奥の部屋で、めちゃ×2遠かったけど。



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